東広島市議会 > 2019-06-07 >
06月07日-01号

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  1. 東広島市議会 2019-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 元年第2回 6月定例会(第1日目)1. 日時  令和元年6月7日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(30名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   18番 大 谷 忠 幸  19番 重 光 秋 治   20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子  22番 谷   晴 美   23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明  25番 池 田 隆 興   26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏  28番 牧 尾 良 二   29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(なし)5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     弓 場   潤  議事調査係長  尾 崎 修 司      主査      三 原 博 道6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    倉 本 道 正      政策企画部長  西 村 克 也  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  天神山 勝 浩  健康福祉部長  梶 永 里 美      こども未来部長 上 田 祐 子  産業部長    木 原 岳 浩      建設部長    先 灘 啓 二  都市部長    加 藤 博 明      下水道部長   森 行 裕 章  会計管理者   古 本 克 志      消防局長    石 丸 泰 三  水道局長    三 戸 通 明      学校教育部長  大 垣 勇 人  生涯学習部長  國 廣 政 和      災害復旧担当理事中 谷 浩 美  総務部次長総務課長           政策企画部次長総合政策課長          大 畠   隆              惣 引 文 彦  財務部次長財政課長           監査委員事務局長土 肥 和 彦          中 村 光 利  総務部総務課課長補佐行政経営係長          中 川 道 浩7. 会議事件日程第1        会議録署名議員指名日程第2        会期の決定日程第3 同意案第104号 東広島市名誉市民の選定の同意について     同意案第105号 教育委員会委員の任命の同意について     同意案第106号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第107号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第108号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第109号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第110号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第111号 東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について     同意案第112号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第113号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第114号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第115号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第116号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第117号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     同意案第118号 東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について     議案第119号 第2期東広島市教育振興基本計画の策定について     議案第120号 財産の取得について     議案第121号 財産の取得について     議案第122号 財産の取得について     議案第123号 財産の取得について     議案第124号 市道の路線の認定について     議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第126号 請負契約の締結について     議案第127号 請負契約の締結について     議案第128号 特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の一部改正について     議案第129号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第130号 東広島市庁舎駐車場設置及び管理条例の一部改正について     議案第131号 東広島市税条例等の一部改正について     議案第132号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第133号 東広島市特定地域浄化槽設置及び管理条例の一部改正について     議案第134号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について     議案第135号 東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について     議案第136号 東広島市介護保険条例の一部改正について     議案第137号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第138号 東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について     議案第139号 東広島市産業団地汚水処理施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第140号 東広島市火災予防条例の一部改正について     議案第141号 東広島市立学校設置条例の一部改正について     議案第142号 東広島市市民体育施設設置及び管理条例及び東広島市B&G海洋センター設置及び管理条例の一部改正について     議案第143号 東広島市立幼稚園保育料等徴収条例の廃止について     議案第144号 令和元年度東広島一般会計補正予算(第2号)     議案第145号 令和元年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     議案第146号 令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第4 請願第1号 東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願日程第5 議員派遣について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さん、おはようございます。 令和元年第2回東広島市議会定例会を開催するに当たり、お忙しい中を御参集賜り、まことにありがとうございます。 ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年第2回東広島市議会定例会を開会いたします。 この議会の運営につきましては、諸事が円滑に終始いたしますよう、皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 お諮りします。この際、説明員として本会議に市長、教育長並びに説明の委任を受けた者の出席を求めたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、説明員の出席を求めます。 暫時休憩いたします。                             午前10時00分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午前10時03分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 日程に入るに先立ち、高垣市長から招集に当たり挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 本日、令和元年第2回東広島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御多用にもかかわらず御参集を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。 「目には青葉 山時鳥 初松魚」、季節はすっかり初夏となり、田植えの終わった水田に映える山々の青さは、雨の気配をたたえてか、より一層深みを増しているようにさえ感じられます。この静かに流れていく黄梅雨の情景に、江戸時代の俳人山口素堂が詠んだ冒頭の1句が浮かんでまいりますが、それと同時に、この美しい故郷を子どもたちに受け継いでいくため、今我々が果たすべき使命について考えますと、改めて身の引き締まる思いがいたします。 まずは、本市を取り巻く内外の情勢等を交えながら、開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 最初に、我が国の慶事といたしまして、5月1日に天皇陛下が御即位になり、新たな時代の「令和」の幕が上がりましたことにお喜びを申し上げますとともに、憲法に定める日本国並び日本国民統合の象徴として、国民をお導きいただきますよう、心より念願を申し上げる次第でございます。 また、31年という長きにわたり、世界平和と我が国の安寧を願い、国民に寄り添うことを旨とされてこられました上皇陛下、上皇后陛下には、心底より感謝を申し上げるものでございます。 この後、両陛下におかれましては、健康に御留意いただき、健やかにお過ごしいただきますことを切に願ってやみません。 さて、この間、非常に残念なニュースもございました。米国が昨年12月に続き、本年2月に自国内のネバダ州において、プルトニウムを用いた臨界前核実験を実施していた事実が5月26日の報道で明らかとなりました。 折しも、5月25日から28日までの4日間、国賓としてトランプ大統領が来日し、両国間の貿易や安全保障などの課題について、首脳同士の胸襟を開いた外交が行われているさなかの報でもあり、非常に残念でなりませんでした。 5月に開催されたNPT運用検討会議第3回準備委員会において、停滞している核軍縮を実際に進めるための方策として「核軍縮のための環境づくり」の推進を米国自身が示したにもかかわらず、臨界前核実験を実施していたとの今回の報は、核兵器廃絶を強く願う世界中の人々の願いを踏みにじるものであり、「平和・非核兵器都市東広島市宣言」を掲げる本市といたしましては、決して容認できるものではなく、核兵器廃絶と世界の恒久平和を願う市民を代表し、5月27日付けで議長と連名で厳重に抗議をしたところでございます。 次に、国内の経済動向でございますが、内閣府の5月の月例経済報告によりますと、経済情勢基調判断は、国内景気の全体像を示す総合判断を下方修正し、平成24年12月から続いてまいりました景気拡大が、後退している可能性について示されました。 本年1月の経済動向指数基調判断においても、景気がピークを超えたおそれを示す「下方への局面変化」としており、これに続く引き下げにより、より景気後退が濃厚な情勢となっております。 本市にとりましても、地域経済に及ぼす影響が大きいことから、引き続き、高い関心を持って今後の推移を注視してまいりたいと考えております。 次に、本市における最近の情勢についてでございます。 まず、昨年の7月豪雨災害から間もなく1年がたとうとしておりますが、この間、被災者の皆様におかれましては、生活再建に向け日々、御尽力をいただいておりますことに敬意を表しますとともに、市といたしましても、「災害復旧復興プラン」に基づき、滞りのないよう計画的な復旧・復興への取り組みを進めておりますことを御報告申し上げます。 その中におきましても、未曽有の大災害の傷跡は余りに大きく、その箇所もあまたあり、一部には復旧の姿が見えず、市民の皆様には御心配をおかけしておりますが、出水期を迎え、被害の拡大につながることがないよう、心して取り組んでまいりますことから、何とぞ御理解を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、昨年2月に市長に就任して以来、「仕事も暮らしもナンバーワン『選ばれる都市 東広島』」を合い言葉に、新たな活力を生み出すための施策を積極的に推進してまいりましたが、ここでは、その一端に触れさせていただきます。 最初に、「仕事づくり」でございますが、本年度は「産業イノベーションの創出」と「既存企業支援強化」という2つの新たな取り組みを推進いたします。 まず、1つ目の産業イノベーションの創出についてでございます。 本市は、広島県の中央に位置し、空港や新幹線、高速道路などの交通インフラに恵まれ、半導体、電子デバイス及び自動車関連産業等産業基盤の構築が進むとともに、大学や試験研究機関といった知的資源も集積するなど、多くの優位性を有しております。 しかしながら、現在、急速に進む少子高齢化の影響から、消費や労働環境に大きな変化が生じており、さらにはAI・IoTといったデジタルテクノロジーの活用や不確実性を増している世界情勢への適応など、地域経済の持続的な発展を脅かすこれらの外部要因を適切にマネジメントする必要が新たに生じております。 そこで、こうした変化にイノベーションを通じて答えを導くべく、新たな価値を生み出す起点として「産業イノベーション創出拠点」を開設いたします。 この拠点には、産業界はもちろん、試験研究機関や大学などから社会課題を解決することに対し、熱い思いを持ったさまざまな人々に結集していただき、地域はもとより、将来的には、グローバルにも通用するイノベーションの創出を目指してまいります。 次に、既存企業支援強化についてでございます。 「お金をかけずに企業の強みに着目して売り上げを伸ばす」、これは「Bizモデル」と呼ばれ、全国的にもその名を知られた富士市産業支援センターの「f─Biz」が掲げる理念です。現在、全国21カ所にこの「Biz」拠点がございますが、このたび本市におきましても、先ほどの拠点へ併設する形で新たに開設をいたします。 この「Biz」では、市内事業所から寄せられるさまざまな相談事を、卓越したビジネススキルを持つスタッフが、手厚く深く関与して支援いたします。既に多くの実績を積み重ねているこの支援モデルを導入することで、商工会議所等との連携を一層強化し、皆様のお役に立てる支援機能としてまいります。 次に、「人づくり」でございますが、このたび、市立河内こども図書館が、子どもたち読書活動の推進に資するすぐれた取り組みを行っているとして、文部科学大臣より「子供の読書活動優秀実践図書館」の表彰を受けました。 これは、前身のふれあい交流図書室時代から継続して、子どもの読書活動推進に取り組んできたことが高く評価されたものでございます。これを励みに、今後も引き続き子どもが興味や関心に応じて、みずから本を探すことができるよう、館内の図書配置などを工夫したり、おはなし会などイベントを通じてより多くの親子連れに御来館いただくことで、子どもたち知的好奇心を育んでいけるよう、一層取り組んでまいります。 次に、「活力づくり」の面でございますが、まず、まちの魅力の一つとして文化の薫るまちづくりを進めておりますが、芸術文化ホールくららから西条中央公園を挟んだ南側におきまして、新美術館の整備が進んでおり、工事の進捗によってようやくその外観をうかがうことができるようになってまいりました。 開館は令和2年秋の予定と、いま少し先ではございますが、市民がすぐれた美術作品を鑑賞したり、市民みずからが創造的で多様な創作活動に参加することにより、芸術文化の振興やまちのにぎわいを創出する力も生まれてくるものと考えますと、一層待ち遠しく感じられます。 子どもから大人まで、美術を通じて市民が豊かな時間を持ち、芸術が暮らしとともにあることを実感することで、生きる喜びに出合い、人やまちが育まれ、魅力ある地域社会を形成する、そんなすてきな拠点を目指し、新美術館の整備を進めてまいります。 次に、地域の拠点といたしまして、かねてより整備を進めてまいりました黒瀬支所の新庁舎が、5月7日に開所いたしました。旧庁舎の懸案でございました耐震性はもとより、市民協働スペースを初め機能的な配置としており、黒瀬地域の皆様には、いざというときの拠点施設としての機能を有した支所として、安心して御利用いただけるものと考えております。 最後に、「安心づくり」についてでございますが、まず、本市の学校教育関係についてでございます。 近年、異常気象の影響から夏の暑さが災害のレベルと言われるようになってまいりました。学校生活におきましても、この酷暑対策は喫緊の課題と捉えておりますことから、まずは黒瀬町及び安芸津町の市立小中学校10校につきまして、普通教室への空調設備の導入を進めており、本年7月にはその運転を開始するべく、現在鋭意工事を進めております。 残る大規模改修が予定されている小中学校などを除く29校につきましては、来年6月末までに普通教室での運転開始を目指し、本市では初めてとなるPFI手法による整備を進めてまいります。 次に、母子保健と子育て支援を目的に、妊娠期から子育て期を一体とした切れ目のない支援を行うためのワンストップ相談窓口「地域すくすくサポート」の整備を進めまいりました。 昨年5月に「すくすくサポート西条南」を開設したのを皮切りに、昨年度は、福富地域豊栄地域黒瀬地域及び安芸津地域においてそれぞれ開設しております。 今年度は、6月中に八本松地域、7月に志和地域西条北地域、残る河内地域高屋地域も秋ごろには順次開設することとしており、これにより、予定しておりました市内10カ所の日常生活圏域ごとの開設が完了いたします。 こうした取り組みを通じて、子育てに関する情報提供や相談支援を行う「東広島版ネウボラ」の構築を推進し、妊娠期から子育て期支援体制の強化充実を図ってまいります。 いずれにいたしましても、今後、あらゆる面において国や県の動向を的確に見きわめ、また、地元の皆様と連携を取りながら、その取り組みに臨機応変に対応し、かつ最大限活用してまいります。 それでは、改めまして、本定例会に提出させていただいております議案の概要につきまして御説明を申し上げます。 まず、予算関係につきましては、一般会計補正予算など3件をお願いするものでございます。 このうち、一般会計補正予算では、総合交通戦略推進事業におきまして、超高齢化社会の到来が目前に迫る中、将来の安全・安心な移動手段の確保を目指し、最先端の技術である路線バスの自動運転実証実験に向けた事前のデータ収集を行うための費用や、4月に発生いたしました橋梁の一部劣化によるボルト落下に対応するため、橋梁長期保全事業におきまして、緊急に調査に要する費用が必要となりましたことなどから補正予算を計上させていただいております。 このほか、「東広島市名誉市民の選定の同意について」などの同意案が15件、「特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の一部改正について」などの条例案が16件、その他「第2期東広島市教育振興基本計画の策定について」などが9件、全体では43件の議案を提出させていただいております。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重なる御審議の上、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 この際、諸般の報告を行います。 まず、議会の活動状況等につきましては、配付しております諸活動表をごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。その写しを配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、市長からの報告事項について申し上げます。 報告第13号「専決処分の報告について」、報告第14号「東広島市土地開発公社経営状況について」、報告第15号「公益財団法人東広島教育文化振興事業団経営状況について」、報告第16号「平成30年度東広島繰越明許費繰越計算書について」、報告第17号「平成30年度東広島市事故繰越し繰越計算書について」、報告第18号「平成30年度東広島水道事業会計予算繰越計算書について」、報告第19号「平成30年度東広島下水道事業会計予算繰越計算書について」、以上7件の報告書が提出されております。 配付しておきましたから、御了承願います。 次に、議長において受理しております陳情書等につきましては、陳情書等受理一覧表として配付しておきましたから、御了承願います。 次に、本定例会の会期予定につきましては、会期予定表を配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 なお、この案につきましては、先般の議会運営委員会において御協議いただき、作成したものでありますので、御了承願います。 以上で、諸般の報告を終わります。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、10番岡田育三議員、11番坪井浩一議員、12番大道博夫議員を指名いたします。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月26日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月26日までの20日間と決定いたしました。 なお、会議予定につきましては、配付しております会期予定表のとおりでありますので、御了承願います。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、同意案第104号「東広島市名誉市民の選定の同意について」から、議案第146号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)」までの43件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長倉本道正君) 議長、総務部長。 ○議長(乗越耕司君) 倉本総務部長。 ◎総務部長倉本道正君) (登 壇) ただいま議題となりました議案のうち、私からは、同意案第104号から議案第143号までの40議案につきまして御説明を申し上げます。 まず、議案書によりまして説明をさせていただきます。 同意案第104号「東広島市名誉市民の選定の同意について」でございます。 本案は、佐竹利子氏を東広島市名誉市民に選定することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 佐竹氏の主な経歴と功績を申し上げますと、同氏は、現在、代表を務めておられます株式会社サタケに昭和34年に入社後、食を通じた社会の発展に御尽力され、県内一の米の作付面積を誇り、日本屈指の酒どころでもある本市の産業を機械設備の面から支えてこられました。 平成13年には、公益社団法人発明協会の理事に就任され、科学技術及び産業の発展に御尽力されているほか、同年に東広島市少年少女発明クラブの会長に就任され、本市のものづくりに携わる人材の育成にも多大な貢献をしておられます。 また、社会への奉仕、社会問題の解決に取り組むことは会社経営者の使命であるとして、国内外の災害被災地に対する義援金の寄附や救援物資の提供等の支援にも積極的に取り組まれておられます。 次に、同意案第105号「教育委員会委員の任命の同意について」でございます。 本案は、現在、教育委員会委員として御活躍いただいております坂越正樹氏の任期が令和元年6月30日をもって満了するため、その後任の委員として、引き続き坂越氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 坂越氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和56年に教職につかれ、広島大学教育学部教授、同大学院教育学研究科教授、同大学理事・副学長などを歴任され、現在は広島文化学園大学副学長として御活躍の方でございます。 また、同氏は、平成23年から教育委員会委員として御活躍でございます。 なお、教育委員会委員の任期は4年でございます。 次に、同意案第106号から第111号までは、「東広島市上三永財産区管理委員の選任の同意について」でございます。 本案は、東広島市上三永財産区管理委員6人の方の任期が、令和元年8月5日をもって満了するため、その後任の委員の選任について、議会の同意を求めるものでございます。 まず、同意案第106号につきましては、勝谷襄而氏を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第107号につきましては、奥正弘美氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第108号につきましては、山本幸三氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第109号につきましては、山内信明氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第110号につきましては、中田光紀氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第111号につきましては、原 辰義氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第112号から第118号までは、「東広島市小谷財産管理委員の選任の同意について」でございます。 本案は、東広島市小谷財産管理委員7人の方の任期が、令和元年7月11日をもって満了するため、その後任の委員の選任について、議会の同意を求めるものでございます。 まず、同意案第112号につきましては、垰田敏徳氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第113号につきましては、奥戸政行氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第114号につきましては、田中 弘氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第115号につきましては、向井浩三氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第116号につきましては、飯田克義氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第117号につきましては、丸谷健治氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 次に、同意案第118号につきましては、平川直樹氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 なお、財産区管理委員の任期は、いずれも4年でございます。 次に、提出議案説明書によりまして説明をさせていただきます。 議案第119号「第2期東広島市教育振興基本計画の策定について」でございます。 本案は、我が国及び本市を担っていく子どもたちの育成を図るとともに、本市の豊かな自然環境及び歴史・文化遺産、大学を初めとする多くの学術研究機関並びに豊富な人材を生かした教育施策を推進するため、第2期東広島市教育振興基本計画を策定しようとするものでございます。 2、計画の概要でございますが、(1)計画期間は、令和元年度から令和5年度まで、(2)「『夢と志』をもち、グローバル社会をたくましく生きる人材の育成」を基本理念とし、(3)基本目標といたしまして、アからカまでに掲げる内容を設定するものでございます。 なお、別冊として、第2期東広島市教育振興基本計画を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 次に、議案第120号から第122号までは、「財産の取得について」でございます。 本案は、東広島市消防団、東広島消防署及び竹原消防署忠海分署に配備する消防用車両を買い入れようとするものでございます。 まず、議案第120号につきましては、東広島市消防団第七方面隊豊栄第二分団、第八方面隊河内西分団及び第十方面隊第五分団に配備する小型動力ポンプ付積載車3台を2,050万9,200円で買い入れようとするものでございます。 相手方は、株式会社ツモリオートでございます。 次に、議案第121号につきましては、東広島消防署に配備する化学消防ポンプ自動車1台を7,018万円で買い入れようとするものでございます。 相手方は、中下モータース有限会社でございます。 次に、議案第122号につきましては、竹原消防署忠海分署に配備する消防ポンプ自動車1台を2,893万円で買い入れようとするものでございます。 相手方は、中下モータース有限会社でございます。 次に、議案第123号「財産の取得について」でございます。 本案は、情報教育用の無線ローカルエリアネットワークアクセスポイント及びこれに関連する機器等を買い入れようとするものでございます。 2、取得する財産は(2)に掲げる機器等で、3、取得価格は3,132万円、4、相手方は、株式会社ソルコムIT事業本部ソリューションビジネス部でございます。 次に、議案第124号「市道の路線の認定について」でございます。 本案は、ごらんの表に掲げております寺家南64号線ほか2路線につきまして、一般交通の用に供するため、市道として認定しようとするものでございます。 次に、議案第125号「公の施設の指定管理者の指定について」でございます。 本案は、東広島市有害獣処理加工施設の管理を行う指定管理者として、東広島ジビエセンター株式会社を指定しようとするものでございます。 なお、指定期間は、令和元年8月1日から令和4年3月31日まででございます。 次に、議案第126号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、平成31年度街路整備事業西条中央巡回線(寺家工区)橋梁上部工工事の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は土木一式工事で、プレストレストコンクリート橋工事(上部工)、橋長34メートル、支間長33.12メートル、全幅員17.8メートル。(2)契約金額は3億162万円。(3)契約の相手方は株式会社ピーエス三菱広島支店。(4)工期は、東広島市議会の議決のあった日の翌日から令和2年3月31日まででございます。 次に、議案第127号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、中学校大規模改造事業向陽中学校大規模改造工事(建築)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は建築一式工事で、ア、大規模改造工事につきましては、(ア)中校舎棟鉄筋コンクリートづくり3階建て、延べ面積1,898.93平方メートルのほか、(イ)から(オ)までに掲げております工事を行うもので、13ページでございます。 イ、増築工事につきましては、エレベータ棟鉄骨づくり3階建て、延べ面積41.58平方メートルの工事を行うものでございます。 (2)契約金額は5億7,728万円。(3)契約の相手方は、神垣組・平原建設特定建設工事共同企業体。(4)工期は、東広島市議会の議決のあった日の翌日から令和2年9月30日まででございます。 次に、議案第128号「特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、国会議員の選挙等の執行経費に係る基準額が改定されたことにあわせて、選挙長等の報酬の額をごらんの表のとおり改定しようとするものでございます。 2、(1)この条例は、公布の日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第129号「東広島市手数料条例の一部改正について」でございます。 本案は、建築基準法の一部改正に伴い、新たに徴収する手数料を定めるとともに、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、手数料の額を改定しようとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)建築基準法の一部改正に伴い、用途地域における建築等の許可を受けた建築物の増築等の特例許可等の申請に係る手数料をごらんの表のとおり定め、(2)地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、消防法に基づく浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋式特定屋外タンク貯蔵所の設置許可の申請に係る手数料をごらんの表のとおり改定するものでございます。 3、この条例は、(1)ア、建築基準法に基づく事務に係る手数料に関する規定は、公布の日又は建築基準法の一部を改正する法律の施行の日のいずれか遅い日から、イ、消防法に基づく事務に係る手数料に関する規定は、令和元年10月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第130号「東広島市庁舎駐車場設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法及び消費税法の一部改正に伴い、東広島市庁舎駐車場の使用料の額を改定するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、駐車場を夜間又は休日に市の事務又は事業に係る用務以外の目的で使用する場合の使用料の額を、ごらんの表のとおり改定するものでございます。 3、(1)この条例は、令和元年10月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第131号「東広島市税条例等の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法等の一部改正等に伴い、個人の市民税に係る非課税措置の適用の対象の追加、軽自動車税の税率の軽減その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)個人の市民税につきましては、ア、単身児童扶養者を非課税措置の対象とし、イ、前年において支払いを受けた給与について年末調整を受けた者が申告書を提出するときは、一定の事項の記載を要しないこととし、ウ、扶養親族等申告書の記載事項に、給与所得者又は公的年金等受給者が単身児童扶養者に該当する場合におけるその旨の記載を追加し、エ、減免に係る申請書の提出期限をごらんの表のとおり改定し、(2)軽自動車税につきましては、ア、種別割の減免に係る申請の手続等に所要の規定の整備を行い、イ、及びウに掲げる軽減措置を講ずるものでございます。 3、この条例は、(1)ア、個人の市民税に関する規定につきましては、(ア)減免に係る申請書の提出期限に関する規定は公布の日から、(イ)申告書の記載事項に関する規定は令和2年1月1日から、(ウ)単身児童扶養者の非課税措置に関する規定は令和3年1月1日から、イ、軽自動車税に関する規定につきましては、令和元年10月1日等から施行し、(2)ア及びイに掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第132号「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更等に伴い、地域集会所の位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第133号「東広島市特定地域浄化槽設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法及び消費税法の一部改正に伴い、特定地域浄化槽の使用料の額をごらんの表のとおり改定しようとするものでございます。 2、(1)この条例は、令和元年10月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第134号「災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の貸し付けに係る利率の改定その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)据置期間が経過した後における災害援護資金の利率をごらんの表のとおり改定し、(2)災害援護資金の償還について、月賦償還の方法により行うことができることとするものでございます。 3、(1)この条例は、公布の日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第135号「東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更等に伴い、東広島市老人集会所の位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第136号「東広島市介護保険条例の一部改正について」でございます。 本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所得の少ない第1号被保険者に対する令和元年度及び令和2年度の保険料の軽減措置をごらんの表のとおり強化するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、(1)この条例は、公布の日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第137号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額を引き上げるとともに、軽減措置に係る軽減判定所得の算定方法を変更して軽減対象を拡大しようとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)国民健康保険税の課税限度額をごらんの表のとおり引き上げ、(2)国民健康保険税の軽減措置に係る軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗じる金額をごらんの表のとおり引き上げるものでございます。 3、(1)この条例は、公布の日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第138号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、二ツ山公園の位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第139号「東広島市産業団地汚水処理施設設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、黒瀬地区工業団地汚水処理施設の位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第140号「東広島市火災予防条例の一部改正について」でございます。 本案は、「住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令」の一部改正に伴い、住宅用防災警報器等の設置に関する基準について必要な事項を定めるとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、住宅の部分に特定小規模施設用自動火災報知設備を技術上の基準に従い、又は当該基準の例により設置した場合は、当該設備の有効範囲内の住宅の部分については住宅用防災警報器等の設置を要しないこととするものでございます。 3、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第141号「東広島市立学校設置条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、小学校の位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第142号「東広島市市民体育施設設置及び管理条例及び東広島市B&G海洋センター設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、東広島市市民体育施設及び東広島市黒瀬B&G海洋センターの位置の表示をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和元年7月1日から施行するものでございます。 次に、議案第143号「東広島市立幼稚園保育料等徴収条例の廃止について」でございます。 本案は、子ども・子育て支援法等の一部改正により、幼児教育・保育が無償化されることに伴い、東広島市立幼稚園保育料等徴収条例を廃止しようとするものでございます。 2、(1)この廃止条例は、令和元年10月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 議案第143号までの説明は以上でございますが、議案添付資料に、資料1から資料6までといたしまして、議案第120号から第122号まで、第124号、第126号及び第127号に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 以上で、40議案につきまして私からの説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎財務部長(江口和浩君) 議長、財務部長。 ○議長(乗越耕司君) 江口財務部長。 ◎財務部長(江口和浩君) (登 壇) 私からは、議案第144号から議案第146号までの3議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、「東広島市補正予算書」の議案第144号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第2号)」でございます。 本案は、歳入歳出予算、債務負担行為及び地方債について補正をさせていただくものでございます。 歳入歳出予算については、既定の予算に3億2,738万7,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ828億8,538万7,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」について、主なものを御説明いたします。 まず、歳入でございます。 16款国庫支出金は、街路整備事業国庫補助金の増及び介護保険低所得者保険料軽減国庫負担金の増などにより、1億8,165万9,000円の増額としております。 20款繰入金は、今回の補正に必要な財源として、財政調整基金繰入金を追加するもので、1億2,554万4,000円の増額としております。 22款諸収入は、新モビリティサービス実証実験助成金を計上し、1,000万円の増額としております。 次に、歳出でございます。 2款総務費は、総合交通戦略推進事業など4事業で、5,585万8,000円の増額としております。これは、新モビリティサービス実証実験に要する経費の追加などでございます。 3款民生費は、私立保育所等施設整備助成事業など3事業で、8,958万6,000円の増額としております。これは、私立保育所等の整備に係る国の補助基準額の見直しに伴う事業者への補助金の増額などでございます。 8款土木費は、街路整備事業など3事業で、1億8,073万2,000円の増額としております。これは、国庫補助金の内示にあわせて街路整備事業における用地取得等を前倒しするほか、跨線橋の点検及び補修設計の経費などの追加でございます。 10款教育費は、生徒指導推進事業など2事業で、121万1,000円の増額としております。これは、県補助金を財源として不登校生徒への支援を行うための「サポートルーム」の整備に要する経費などの追加でございます。 「第2表 債務負担行為補正」でございます。 新モビリティサービス実証実験業務委託など7件について、それぞれ表に記載の期間及び限度額とする債務負担行為を既定の予算に追加し、また、変更として、(仮称)道の駅西条地域連携施設等整備について、既定の期間を変更するものでございます。 「第3表 地方債補正」でございます。 変更として、都市街路整備事業など2事業について、歳入歳出予算の補正にあわせ、既定の限度額を変更するものでございます。 次に、議案第145号「令和元年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、事業勘定の歳入歳出予算について補正をさせていただくもので、既定の予算に113万4,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ161億1,272万7,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入につきましては県からの特別調整交付金を増額するとともに、歳出につきましては、保険税システムの改修に要する経費を追加するものでございます。 次に、議案第146号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、保険事業勘定の歳入予算について補正をさせていただくものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入でございますが、介護保険法施行令の改正に伴い、低所得者の保険料を軽減するため介護保険料を減額し、一般会計繰入金を増額とする財源更正を行うものでございます。 議案第144号から議案第146号までの3議案の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。ただいま議題となっております43件につきましては、質疑を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております同意案第104号「東広島市名誉市民の選定の同意について」から、議案第146号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)」までの43件につきましては、議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。───────────────────── * ───────────────────
    ○議長(乗越耕司君) 日程第4、請願第1号「東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」についてを議題といたします。 紹介議員からの補足説明があれば、これを許します。 ◆29番(石原賢治君) 議長、29番。 ○議長(乗越耕司君) 29番石原賢治議員。 ◆29番(石原賢治君) (登 壇) この請願の紹介議員であります石原でございます。少々時間をいただきまして、趣旨等の補足説明をさせていただきます。 本年第1回定例会において、当時の高志会代表質問として、中平議員から安芸津町の木谷赤崎地域に民間業者が計画されている管理型の最終処分場について質問があったことは、当時議場におられた議員の皆様、そして執行部の皆様は御承知のことと思います。 このたび本件にかかわり、地元安芸津町の木谷自治協議会会長及び産廃処理施設反対実行委員会代表から、「東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」を提出したいとの相談を受けまして、竹川議員と私、石原が紹介議員となり、提出させていただきました。 この管理型最終処分場建設計画の経緯については、請願の趣旨及び理由にも触れられておりますが、建設に向けた動きは数年前からあったようで、場所については、添付しております別紙1、産業廃棄物処理施設の位置に係る事前協議書の地図にも記載のとおり、平成7年供用開始の焼却灰等の処分場である現在の竹原安芸津最終処分場の横──隣の谷でありますが──となっております。 詳細は、協議書にも記載されていますが、現在の竹原安芸津最終処分場が総面積6万5,000平方メートル、埋立面積が3万2,000平方メートル、埋立容量が15万立方メートルであるのに対し、このたびの民間企業等が計画されている最終処分場は総面積が8万平方メートル、埋立面積が3万8,000平方メートルで、埋立容量が88万9,000立方メートルと竹原安芸津最終処分場の約6倍になるとのことであります。 竹原安芸津最終処分場については、令和3年度に広島中央環境衛生組合による広島中央エコパークの整備完了・供用開始に伴い、同じく赤崎地区にある安芸津クリーンセンターとともに閉鎖になることになっております。 この竹原安芸津最終処分場及び安芸津クリーンセンターの建設に当たっては、地元住民の方々とかなりの議論が交わされ、協議調整に時間を要し、紆余曲折を経て決定に至ったとの話も聞いておりましたので、広島中央エコパークの供用開始により、これらの施設が閉鎖されることになったことは、地元住民の方々にとって大変喜ばしいことであると思っておりました。 しかしながら、この閉鎖を待っていたかのように隣接する場所に民間企業等が産業廃棄物の管理型最終処分場を建設するとの話が出てきて、地元として到底容認できない、反対するとの声が多く上がったのであります。 民間企業等は何度か地元を訪れ、説明会も開催したとお聞きしておりますが、地元の反対の気持ちに変わりはなく、自治協議会や反対実行委員会を初め地域を挙げて反対署名を集められ、現在その数は7,000人を超えたともお聞きしております。 さらには、趣旨にも記載してありますが、安芸津町内にある他の住民自治協議会も大きな危機感を抱き、同じ思い、つまりは反対するとの思いであるとのことであります。 このように地元はもとより、安芸津町全域で反対の声が上がっているにもかかわらず、建設を断念されない民間企業等の考えが理解できないところであります。 以上、建設計画の経緯と地元の動向について説明いたしました。 次に、広島中央環境衛生組合が取り組んできた廃棄物処理計画についてでありますが、理由の1にも記載のとおり、これまで広島県の通知を受けて「竹原・東広島ブロック」として協議会を設置し、一般廃棄物の排出抑制、資源化及び適正処理の推進に取り組み、東広島市、竹原市、大崎上島町の2市1町においてさらなるごみの減量化・資源化が必要との認識を持ち、また、老朽化したごみ処理施設及びし尿処理施設、満杯になると予想される最終処分場を更新する必要が生じたことを受け、さまざまな協議、検討を行い、最終処分場を必要としない処理システムの構築を目指して、平成20年6月に一般廃棄物処理施設整備基本構想を策定されました。 そして、基本構想の実現に向けた前提条件において、新たな最終処分場を設置しないと取り決められ、この方針に基づき新施設は最終処分場を必要としないものとされたわけであります。 2市1町による新たな最終処分場を設置しないとの決定はとても重たいものであり、産業廃棄物だから違うという理由は当てはまらないものと思います。産業廃棄物管理型最終処分場を完全に否定するものではありませんが、ただ、今申し上げた地元の思い、そして組合の方針などを踏まえると、建設を進めることは難しいと考えます。 ただ、ここでハードルとなるのは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、産業廃棄物処理施設の設置許可は県知事の権限とされており、東広島市が設置の可否を判断するものではないことであります。第1回定例会での中平議員に対する執行部の答弁でも同様なことを言われております。 あわせて、行政には法令に基づく公平・中立の立場が求められている。県からの意見照会の際には、利害関係はもとより、関係地域に居住される住民全ての合意形成が前提であると考えられるとの意見を添えて、各部局からの取りまとめの意見書を添付して県へ回答されたとの答弁もありました。 東広島市として、今の立場ではここまでが精いっぱいということになるのでしょうが、最後に、引き続き、県のほうから生活環境の保全上の意見を求められた場合には、関係地域の皆様方の不安や心配などを踏まえて、東広島市から県に対し地元の気持ちをしっかりと伝えていきたいと答弁されておりましたので、このことの重みを強く感じていただく必要があると思っております。 以上、長々と申し上げましたが、本請願の趣旨といたしましては、今まで多岐にわたり取り組んできた政策等、具体的には広島中央環境衛生組合で取り組んできたこと、新たな最終処分場を設置しないと決定されたことなど、市民協働のまちづくり、さらには地元の強い意向などを十分踏まえれば、地元合意が絶対条件ではなく、制度上、手続上は建設できることになっていたとしても、実際には建設できない、建設ができないものだということを議会として意思表示し、市の執行部にも同様な認識を持っていただくよう強く要請していくというものであります。 なお、文面では決議決定されることとあり、別に決議案を用意すべきところではありましたが、市が直接所管していないということや、表現についても本請願の審査経過を十分踏まえた上で慎重に行うべきと判断し、あえて用意いたしませんでした。この点御了承いただきますとともに、できましたら本審査を踏まえて、今後委員会で御検討いただきまして、対応していただきたいというふうに思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。 最後に、三原市本郷町で、種類は若干違いますけども、安定型産業廃棄物最終処分場の建設計画がありまして、三原市、そして隣接する竹原市の地元からそれぞれ表現は異なりますけども、趣旨としては同様と思われる請願が提出され、三原市議会、それから竹原市議会とも全会一致で採択されたとお聞きしておりますので、参考までに申し述べさせていただきます。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。本請願につきましては、請願文書表のとおり、所管の市民経済委員会へ付託いたします。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りします。議員派遣については、会議規則第164条の規定により、配付しておりますとおり決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、別紙のとおり決定いたします。 なお、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定いたしますので、御了承願います。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 会期予定表のとおり、明日6月8日及び9日は休会とし、6月10日と11日及び13日と14日は、各常任委員会の付託案件の審査をお願いし、6月18日は一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                             午前11時09分 散  会───────────────────── * ─────────────────── 以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 東広島市議会議長   乗 越 耕 司 東広島市議会議員   岡 田 育 三     〃       坪 井 浩 一     〃       大 道 博 夫...